Linux の躍進、めざましく。
ここ2週間ほど Linux の躍進が目立ちます。
新しいディストリビューターがβ版を含め、次々と発表されていましたねー。
Xenoppix 3.0.2+5.0.1 x86_64
FedoraCore 6
VineLinux 4.0 RC1
Ubuntu 6.10
やれ世間は Windows Vista と騒がれておりますが、ガチガチなアクティベーション(システム構成を変えてはならない)に最高グレードで5万円弱もするという異常な価格設定は閉口するより呆れます;
3Dでウインドウ操作できることに恩恵を受けるユーザーは、一体どれぐらいいるのでしょうか?
廉価 CPU でも安定した動作や速度を提供する工夫を、なぜ着手しないのでしょうか?
ユーザーの多くはそれほど興味はないのかもしれません。
一度PCを買えばシステムを強化するには買い換えるのが一番だと思っており、またそれは正しい一面も持っているのですから。
したがって、
新しいもの=すごいもの
という公式が出来上がっているのかもしれません。
しかし、今まで使っている OS ではなぜダメなのか? といった疑問にマイクロソフトは明確な回答を出していません。
「IP アドレスが枯渇し、IPv6に対応する必要があるから」
「ハードウェアの性能を引き出すため」
「セキュリティ面の脆弱性をカバーするため」
もっともらしいことを言っていますが、現在もっとも多いユーザーを有する Windows XP において、どれもが対応できる問題ばかりです。
ビル=ゲイツ氏がマイクロソフト社から手を引いたのは、OS や Office に見切りをつけたから、と噂する人もおり、ユーザーに本当の便益を提供できる OS を供給できない本社に嫌気がさしたのかも、などと勘ぐりたくもなります。
近年、オープンソースの重要性が論議されています。
すでに Office Suite や Project 系のアプリケーションソフトは、Microsoft Office と遜色ないほどの完成度を見せています。実際すでに淡路市役所の一部では、Linux ベースの PC に、OpenOffice.org を導入して業務を行なっているそうです。
これはつまり、ビジネス業務に際して Microsoft の支配下から脱することができるという証明です。
従来は商用でなければ実現できなかったソフトも、Linux の世界では当たり前のように無料で提供されています。それは PC を使う多くのユーザーにとって、相互的な便益を図ろうとするからです。
便益に応じた還元が、世界中、四六時中、行なわれている Linux 世界。
CPU 競争の Intel と AMD のように、Linux と Windows も OS 競争に発展してくれれば、と思います。
より便利なブラウザが無料提供され、有料ブラウザは版図を狭めていったように。
OS の世界もそうなっていくのが理想的であるのかもしれません。
PC の世界は2極しており、ユーザーとデベロッパーが存在するのみです。
そんな中で、あらゆるユーザーは、いつだって安く便利なものを求め続けているわけですから。





